奄美 ビーチクリーン活動
離島における海洋プラスチックごみの漂着問題や生態系保全の問題に取り組む「ゆいむすび実行委員会様のクリーンアップ大作戦」に(有)古谷商店、大阪市立新北島中学校女子サッカー部(FC Fairies)のみなさんと実情を確認するとともに実際に体を動かして参加、活動を行いました。
私たちは主に外来種(マクマオウ)駆除を担当しました。モクマオウは、在来の防風林であるアダンなどと比較して、成長が早く防風林としては優秀であった一方で、管理がされなければ止まることなく生え進み、景観悪化や在来植物の生育の妨げ、渡り鳥等の生態変化等を引き起こし、現在大きな問題になっている植物です。
このクリーンアップ大作戦以外にも古谷商店と共に4人で大瀬海岸での漂着ゴミのクリーン活動も行ってきました。
ビーチクリーン活動前の海岸
ペットボトルから発泡スチロール、漁具や漁網、プラ容器まで幅広い。ゴミは日本から流れ出たものだけでなく、海外からも黒潮によって漂着しています。
初日は11袋が集まりました
2日目は9袋
大型の漁具も漂着していました
今回の活動を通じて環境を守るという意識をより身近なものとし、ひとりひとりの行動に結びつけていくことが大事であると改めて感じました。こういったクリーン活動については、離島に限っての問題ではなく、地元でも、会社周辺でも、家の周りでも、実施できることです。
我々が開発しているパイロリナジーでプラゴミの再資源化にお役にたてることを実現するために取り組んでまいります。
活動後の海岸